62. 文どうしの関係 (2)

       62.1 概観           62.6 転換  

       62.2 並ぶ・続く・加える    62.7 接続助詞と接続詞 

       62.3 論理的関係        62.8 理由説明 からだ・ためだ

       62.4 言い換え         62.9 文脈説明 のだ・わけだ 

       62.5 付け足し


62.3 論理的関係:理由・条件

 次に、二つの文が論理的関係を持っているものを見ます。まず、前の文が後の文の理由を表すもの。次に、前の文が条件を表す関係。最後に、後の文が前の文の理由になっているもの。そして、それに関連して、接続詞ではなくて、後の文の文末の形式が二つの文を関連づけるような表現を見ます。 


62.3.1 だから・それで・そこで・で:理由(1)

[だから]

 連用節の「~から」と関係があります。前の文が、後の文の原因・理由を表わします。「だ」+「から」ですが、前の文が動詞文でもかまいません。

 「ですから」は丁寧体専用の形です。「だから」は普通体・丁寧体のどちらにも使えます。丁寧な話し方では、「でございますから」という形も使えます。

     きのう、財布を落としました。だから、今お金がありません。

     きのう、財布を落としました。ですから、今お金がありません。

     高気圧が近づいています。ですから、明日はよく晴れるでしょう。

  上の例のような「事実」だけでなく、意志や命令を表す文を続けることもできます。これも、「~から」と似ています。

     明日は休みだ。だから、ゆっくり朝寝坊しよう!

     勉強すれば受かるよ。だから、がんばりなさい。

     中学の同窓会は久しぶりだ。だから、ぜひ出席したい。

 述語に焦点のある疑問文はふつう付けられません。

    ?雨が強くなってきました。ですから、外出は取りやめにしますか。

    ?明日は久しぶりの同窓会だね。だから、出席するかい? 

 これらの場合、接続詞は何もないほうが自然でしょう。

 「出席するかどうか」という質問はできませんが、「出席する」ことがわかっていて、その理由を聞くのなら言えます。

     今日は例の彼女が来るんだってね。だから、君も来たのかい?

     雨が強くなってきましたね。だから、外出しなかったんですか。

 これは、複文で、疑問の焦点が従属節になることと並行しています。

    ?あの人に会いたくないから行きませんか?

     あの人に会いたくないから行かないんですか?

     (行かないことは既定。その理由が「会いたくない」)

 質問ではなく、理由を納得する場合。文末は下降調です。

     台風が来てるって? だから、雨が強いのか。

 勧誘の「~ないか」。

     今日、みんな集まるんだ。だから、君も来ないか?

 相手を非難するように強く言う場合。続く文は聞き手の知っていることです。確認を表す「~のだ」「~じゃないか/の」が付いています。

     「切符忘れた!」「だから言ったじゃないの。かばんに入れておきなさいって」

     みんな君のことが心配なんだ。だからこうして集まってきたんじゃないか。

     (集まってきたんだよ)

 相手のことばAに対して、「A。だからB」のBを反語的に問う場合があります。

    「これはあなたの責任だ」「だからどうした/何だって言うの?」

 また、「~から、~」と同様に、「判断の根拠」も表せます。

     窓が開いているね。だから、(彼女は)外出はしていないよ。

 その理由を強調し、ほかの理由ではないという意味で「だからこそ」という形もよく使われます。

     科学は進歩しすぎて、我々の理解を越えてしまった。だからこそ、宗教が再び

     人々の心をとらえているのだ。

「~から」に対して「~からといって」という形があったように、「だからといって」という接続詞があります。

     今年の夏は例年より暑い。しかし、だからといって、いつも冷房の中にいては健

     康に良くない。外で汗をかくべきだ。

     子どもはかわいいが、だからといって、かわいがってばかりでは子どもがだめに

     なる。


[それで]

 「それ」は指示語で、前の文脈をさします。連用節の「~ので」に対応するところがあります。短く「で、~」と言う場合もあります。

① 前の文を原因として次の文が起こることを表わすのですが、前のことの自然な結果として考えます。

     けさ電車の事故がありました。それで、授業に遅れました。

     ここは初めてで、道がわかりませんでした。それで、交番で聞きました。

     この村は空気も水もきれいです。それで、長生きが多いのです。

     恋人から手紙が来た。それで、彼は一日中うきうきしていた。

     何とか荷物を届けられました。で、帰ろうとしたんですが、・・

 以上の例はみな「~ので」で書き換えられます。

「自然な結果」ですから、意志や命令の文には使えません。ここが「だから」との違いです。(「~ので」の制限はもう少しゆるいです)

    ?明日は休みです。それで、ゆっくり朝寝坊をします。(○ですから)

    × 明日は休みだ。それで、ゆっくり休みなさい。(○だから)

 意志でなく、単なる事実の説明なら、将来に関することでもかまいません。

     明日は休みです。それで、ゆっくり朝寝坊ができます。

接続詞の「それで」は、名詞「それ」+助詞「で」とは違います。

     けさお金を拾いました。それで、バスで学校へ行きました。

この「それで」は、「そのお金で」(名詞「それ」+助詞「で」)なのか、「よぶんなお金が入ったので」という理由を表わすのかはっきりしません。

② 相手の言葉を受けて言う場合は、少し違った用法になります。「だから」や 「そこで」はふつうの疑問文に使えませんが、「それで」は相手が言ったこ との続きとして、事態の続きを問うことができます。

    「昨日、電車が事故で止まったんだ」「へえ、それで、試験には間に合ったの?」

    「その時、急に頭が痛くなったんです」「それで、どうなさいました?」

    (「で、どうしたの?」)

 また、「それで」だけで話の続きを促します。

    「財布を落としちゃったんです」「それで?」「すみませんが、ちょっとお金を貸

     していただきたいんですが・・・」

 話しことばでは、「で」が「それで」の代わりによく使われます。話の続きをうながしたりする場合に使われます。

     「やれやれ、やっと終わったな」「ああ。で、これからどうする?」

     「まいったなあ。カンニングばれちゃった」「え?そりゃまずいな。で、どう

      なった? 停学?」

この用法は、あとで見る「帰結」の「すると」や「それでは」に近いものです。


[そこで]

 「そこ」はもちろん場所を示す指示語ですが、ここでは「場面・状況」を表します。ある状況の中で、主体が考え、判断してある行動をとります。主節の動詞は意志動詞です。無意志動詞・形容詞などは使えません。

     給料日の前に金がなくなった。そこで、サラ金から借りた。

     どうもいい例文が浮かばない。そこで、辞書を調べてみた。

    × 試験は中止になった。そこで、みんな助かった。(○それで)

 これを「で」だけで言うと、「それで」か「そこで」かはっきりしなくなります。どちらでも似たような意味ですが。

     どうすればいいかわからなくなった。で、彼に電話した。

 「それで」と同じく、意志や命令の文には使えません。事実のみです。

    ×こんなにお金が余った。そこで、おいしいものを食べに行こう。(○だから)  

 場所を表す「そこ+デ」はもちろん別です。

     橋を渡ると、そこで道が二つに分かれていた。そこで、私は地図を取り出した。

 この例の場合、初めのほうは「その場所で」ですが、二番目の「そこで」は、「状況の解決のために」です。 


[そのため(に)]

これは接続詞とは言えないのですが、複文の「~ため(に)」と対応する形です。話しことばではあまり使われません。

     台風が近づいてきたために、風雨が強くなってきた。

     台風が近づいてきた。そのため、風雨が強くなってきた。

 このような客観的な事実関係の報告を「だから」でつなぐと、あまり落ち着いた文になりません。

     台風が近づいてきた。だから、風雨が強くなってきた。

 風雨の強さの原因を、話し手が特に説明している、という印象になります。文末に「~のだ」をつけて、「だから、風雨が強くなってきたのだ」としたくなります。ニュースに「そのため」が多く使われるのはそのためでしょう。

 

62.3.2 なぜなら・だって・なぜかというと・というのは:理由(2)

 以上見てきた「理由」の接続詞は、「A。だから、B」のように、AがBの理由となるものでしたが、以下でとりあげるのは、「B。なぜなら、A」の形で、前の文の理由を後から述べるものです。複文で言えば、「BのはAからだ」という強調構文の形と同じような順序になります。あとの文が「~からだ」となることが多いです。

 なお、「~からだ」は、「62.9 理由説明」の中で再びとりあげます。


[なぜなら]

 書きことばです。「なぜならば」とすると、さらに硬い表現になります。

     このレポートはダメだ。なぜなら、自分の主張がないからだ。

     実験は即刻中止すべきだ。なぜなら、安全性に疑義があるからだ。


[なぜ/どうして かと言うと/言えば]

同じ「なぜ」を使った表現として、「なぜかと言うと/言えば」もよく使われます。「どうしてかと言うと/言えば」も同じです。敬語を使って、「~と申しますと」と言うこともできます。話しことばでは「~と」が「~って」になることがあります。

     私はその運動に参加しませんでした。なぜかと言うと、政治的な意図が感じられ

     たからです。

     こっちがいいなあ。どうしてかって言うと、デザインもいいし、軽そうだし。 

強調構文の焦点のところにこの「なぜ」を続けると、

     私がその運動に参加しなかったのはなぜかと言うと、政治的な意図が感じられた 

     からです。

という形になります。

 

[というのは]

上の「なぜ/どうして か」を省略した形と言えます。同じ「言う」を使った表現です。「~と言う理由・根拠は」ということでしょう。

     彼は絶対戻って来る。というのは、ここに彼の車の鍵があるからだ。

     この方法では無理だ。というのは、前にやってみて失敗したことがあるからだ。

 

[だって]

 話しことばで非常によく使われます。理由を説明する表現ですが、いいわけをするときにもよく使われます。文末に「~もの」が使われることがよくあります。子どもがよく使います。

     「こんなのイヤだよ」「どうして」「だってさ、安っぽいよ」

     「どうして授業さぼったの」「だってえ、つまんないんだもの」

 はっきり理由を聞かれていなくても、自分から言うことができます。

     「ママ、お金ちょうだい」「もうおこづかいないの?」「だって、ゲーム買っ

      ちゃったんだもん」

「お金がない。その理由は・・・」の説明です。

 以上、「A。だから、B。」に対応する表現として、「B。~、A。」の形になる接続詞を見ましたが、実際には「~から(だ)」だけで十分ですから、いつも使われるわけではありません。(言いわけの「だって」はよく使われます)

     彼は絶対戻ってくる。ここに車の鍵があるからだ。


62.3.3 すると・それなら:条件

[すると]

「~と」の一般的条件の文は、そのままでは連文にできません。

     春になると、花が咲きます。

    ?春になります。すると、花が咲きます。

 「すると」の前の文が安定しません。複文では、主節を導くための条件の節だったので、実際に実現した事柄ではありません。それを、独立した文として言い切ってしまうと、現実の事柄として提示することになるからです。

     今は寒いけれど、もうすぐ春になります。すると、あたり一面花が咲きます。そ

     れは見事ですよ。

というふうに、具体的な話の中に入れると安定します。(「もうすぐ春になると、~」とは言えません。)

     その角を右に曲がると、郵便局があります。

     その角を右に曲がります。すると、郵便局があります。

     その角を右に曲がって下さい。すると、郵便局があります。

 二番目の例は、不自然と言うほどではないかもしれませんが、最後の例のように、具体的な場面の中で「V-てください」のような形にすると、文としてのムードをはっきりと持ち、安定します。

     塩をちょっと入れてください。すると、とてもいい味になります。

     ここで、塩をちょっと入れます。すると、とてもいい味になります。

現在形で言うのは、実際にやって見せながら手順を説明するような場合でしょう。

     水は100度になると、沸騰します。

    ?水は100度になります。すると、沸騰します。

[論理的帰結]

 「すると」のもう一つの用法で、前の文から推論して、ある結論を得たことを表します。これは「~と、~」では言えないものです。「~とすると」に対応しますが、そうすると前の節の内容は確定しているかどうかわかりません。

    「病気で一月寝ていました」「すると、会社は休んでいたんだね」

    「彼女とは幼なじみです」「すると、親同士も知り合いですね」

     妻は部屋にいた。すると、今トイレにいるのは誰だ? 

     5人で3万円ですか。すると、一人6千円払ったわけですね。

 これらは「それでは」を使うこともできます。次の例ではダメです。

     山田はずる休みをするだろう。すると、仕事はこっちに回ってくるだろう。

     (×それでは)


[とすると]

 上の「論理的帰結」を表し、「すると」で置き換えられます。

     彼女は犯人ではない。とすると、彼を殺したのは誰だ? 

     複文の「~とすると」ともちろん関係があります。

     彼女が犯人でないとすると、彼を殺したのは誰だ?

 こうすると、「犯人でない」かどうかははっきりしません。


[それなら]

「~なら」に対応する接続詞です。前の文が相手のことばか態度を表すことが多いです。

     「もうあんたにはやめてもらうよ」「それなら、こっちにも考えがある」

     「これは俺にもできない」「それなら、母さんに聞いてみる」

     もう5時になりましたか。それなら、私は帰りましょう。

     食べないの? それなら、僕がもらっちゃうよ。

「そういうわけなら」「そういうことなら」などの形でもよく使われます。

 次のような「それなら」はもちろんまったく別です。

     「こっちはいくら?」「それなら、百円だよ」(それは)


62.4 つまり・すなわち・ようするに:言い換え

 前の文の内容を別のことばで言い換えるときの表現です。「言い換えると・言い換えれば」「他のことばで言えば」などの言い方もあります。

 連用節とは特に対応しません。


[つまり]

 「つまりは」という形もあります。あることを、もう少しわかりやすい、はっきりした言い方で述べるときのことばです。

     今回のことは、営業担当者の判断ミスによるものです。つまり、営業部に責任が

     あります。

     予算は5万円です。つまり、一人当たり5千円しかありません。

     詳しく言えば長くなっちゃうんだけど、まあ、つまりは、相手に対する配慮が

     ちょっと欠けていた、ってことなんだよね。

 論理的な結論を言うときにも使われます。細かい説明を省いて、多少短絡的な言い方にもなります。

     この問題に関して言えば、彼は多少知識と経験に欠けるところがあります。つま

     り、彼には無理だということです。

     彼女はそのとき私と一緒にいた。つまり、犯行現場にいたはずがないのだ。


[すなわち] 

 「つまり」とほぼ同じような言い換えの表現ですが、かなり硬い言い方です。名詞を言い換える用法が基本です。

     十年前の知事、すなわち田中氏が私に語ったところによれば、・・・

      言語は音声による伝達のための道具である。すなわち、記号体系の一種である。

二番目の例でも、「すなわち」が言いかえているのは「音声による伝達のための道具」という名詞句の部分です。

  

[ようするに]

 文字通り、要約して要点を述べます。

     何かあればすぐ休む。来てもだらだらとやる。要するに、あいつは根っからの怠

     け者なんだ。  

     要するに、何が言いたいの?  

 単なる言い換えではいけない点が「つまり」とは違います。


62.5 ただし・ただ・もっとも・なお:補足説明

 並列、特にその中の逆接に似たところがありますが、後の文の内容が前の文と対等な関係でなく、付け足し的な内容で、例外的な条件、補足などを表します。「~が。」「~けれど。」などの文末で終わることがよくあります。


[ただし] 

 基本的な規則、決定に対する例外的条件を聞き手に示します。命令文が使えます。硬い表現です。

     本堂に入ってもよい。ただし、履き物を脱ぐこと。(~よいが、)

     参考書をよく調べること。ただし、人のは見るな。

     雨天決行。ただし、台風が来た場合は別(だが)。

「~が、~」で置き換えることもできますが、その場合もさらに付け加えて、

     本堂に入ってもよいが、ただし、履き物を脱ぐこと。

のようにも言えます。注釈を付ける副詞のようです。


[ただ]

「ただし」とほとんど同じですが、話しことばです。例外的条件というより、話し手の感想を付け加える程度の軽い場合があります。なお、限定の副詞の「ただ・・だけだ/ばかりだ/しかない」とは違います。

     一応できたよ。ただ、最後のところがまだ終わらないんだ。

     なかなかいいね。ただ、ここが持ちにくいのが欠点だな。

     面白い映画だったよ。ただ、ヒロインがもっと美人だとよかったんだけど。

     もう帰っていいよ。ただ、明日はちゃんと来てよ。

 複文の場合。

     負けたんだけど、ただ、いくつかいい場面はあったね。


[もっとも]

 前の文の内容を一応認めた上で、少し割り引いた批評などを付け足します。「ただ(し)」に近いのですが、命令・依頼などには使えません。

     提案には皆が賛成した。もっとも、心の中まではわからない。

     相手の責任なんだから、もっと金を要求してもいいんですよ。もっとも、あなた

     自身がそうしたくないと言うんなら別ですが。

 「最も」や「もっともだ」とはもちろん違います。


[なお] 

一つの事柄を伝えた後、追加的な情報、例外的条件の対処方法などを付け足します。副詞の用法とつながっています。

     ワープロソフトは3種類入っています。なお、計算ソフトは入れてありません。

     必要な人は言ってください。

     以上で委員会を終わります。なお、幹事の人はこの後ちょっと相談したいことが

     ありますので、ここに残ってください。

 次は副詞。「さらに」という意味合いです。 

     これまで、長くこの問題について述べてきたが、なお、述べておきたいことが一

     つある。


62.6 それでは・さて・ところで:話題の転換

 新たな展開、または転換を表す接続詞です。このような意味関係は、複文では表せません。

[それでは・では]

 形の上では、「それ」+「で」+「は」ですが、接続詞以外の形と関連づけることができません。「それでは」という形は、単文でも使われますが。

     「このナイフはどうですか」「それでは切れません」

この「それでは」は、「それ(=そのナイフ)+では」です。

 「では」だけでもほぼ同じ用法です。話しことばでは、「それじゃ(あ)/じゃ(あ)」の形がよく使われます。

 接続詞としてはいくつかの使い方があります。基本的には、文脈を受けて、自分の考えを提出する場合と、新しい行動に移る場合があります。

     「先生、終わりました」「それでは、帰ってもけっこうです」

      時間になりました。では、始めましょう。

     「では、ここで失礼します」「そうですか。では、さようなら」(じゃ、)

 「じゃあね」「じゃ」など、別れのあいさつとして使われるようになります。

 論理的に考えて結論を導く場合。「(そう)すると」で言い換えられます。

     「参加者は私と太郎と二郎です」「では、全部で三人ですね」

     「私達は旅館で休んでいました」「では、松井は一人で行動していたんだね」

     「薬を飲んだら、すっかり治りました」「それでは、もう心配は要りませんね」

 否定的内容が後に続く場合。複文の「~のでは」に近い用法です。これは、「では」が使えない場合があります。

     「山田も田中も休みだって」「え?それじゃ、麻雀できないなあ」

     「あと5本しかないそうです」「それではとても足りません」

 「それ」がはっきりと前の事柄を受けていて、それに「で」+「は」がついたものと考えられる場合があります。

     「条件はこういうことでいかがでしょうか」「それではね、困るんですよ」

「それでいい」の反対の表現で、「それで」は述語の表す内容の実現に必要な要素、つまり補語です。上の例では「それ」は「条件がこういうことであること」です。つまり、

     条件がそういうことでは困るんですよ。

という意味になります。


[さて]

 一つのことが終わって、気分を改めて次の動作に移るときの表現です。あるいは、一つの話が終わって、次の話に移ります。複文の中でも使えますが、新たに文を始めるのがふつうです。「それでは」と共に使うこともできます。

     以上で、この議題を終わります。さて、次の議題ですが、・・・

     暗くなってきたな。さて、それでは帰るかな。

     パソコンが突然止まってしまった。さて、どうしたらいいんだろう。

     説明書を読んで、さて電源を入れてみたが、何も起こらない。

 考えたり、迷ったりしているときにも使われますが、品詞としては感動詞に入れられます。

      「リモコン、どこに置いた?」「さて、どこに置いたっけな」


[ところで]

関連する別の話題に移ったり、まったく別の話題を始めたりするときに使われます。アスペクトの「V-ところ(だ)」や、連用節の「V-たところで」(逆接)とは関係ありません。しいて言えば、「話がここまで進んだところで、私には話したいことがある」というような用法に近いでしょうか。

     「やあ、久しぶり、元気?」「まあ、何とかね」「そう。ところで、最近山田さ

      んに会った?」

     「最近、銀行が倒産しますね」「そうですね。銀行も信用できませんね」「とこ

      ろで、この前お貸ししたお金は・・・」

     君の私に対する批判はよくわかった。ところで、君自身の責任はどうなるんだ?

話題を転換して、それに対する相手の反応を見るような感じで、疑問文や、いい差しの文などがよくあとに続きます。

 以上の転換を表す接続詞も、前置きの「が」などを含む複文の中では使うことができます。

     ここがよくないことはわかったけど、じゃあ、どうすればいいのかなあ。

     で、この金が余ってしまったんだが、さて、もらっちゃってもいいのかな。

     あなたの言いたいことはわかりましたが、ところで、私にどうしてほしいという

     んですか。

 やはり疑問文になります。次は「から」の例ですが、

     時間になりましたから、では、始めましょうか。

これは、「では」を文頭に持ってくることができます。

     では、時間になりましたから、始めましょうか。


62.7 接続詞と接続助詞

以上見てきたように、複文と連文は多くの場合に対応します。文をつなぐ文接続詞には国文法で接続助詞と言われるもの、つまり連用節を作る形式に関係の深いものが数多くあります。いくつか例をあげてみましょう。

   そして(そうして)←そう+する+て(「て」は国文法では接続助詞)

     ドアをしめて、鍵をかけた。

     ドアを閉めた。そして、鍵をかけた。

   だから←だ+から(接続助詞)

     彼は中国人だから、日本の漢字の意味がだいたいわかる。

     彼は中国人だ。だから、日本の漢字の意味がだいたいわかる。

   だが←だ+が(接続助詞)

     彼は女性に親切だが、男性には冷たい。

     彼は女性に親切だ。だが、男性には冷たい。

   すると←する(形式動詞)+と(接続助詞)

     ドアを開けると、涼しい風が入ってきた。

     ドアを開けた。すると、涼しい風が入ってきた。

 格助詞の場合もあります。

   それから←それ+から(格助詞)

     いっしょに映画を見てから、食事をした。

     いっしょに映画を見た。それから、食事をした。

 以上の例からもわかるように、形に共通性があり、

   1. 「そ-」のもの

     そ(う)して・それから・それに・それで・それでは・それでも・それだから・それ

     なのに・それなら・そこで・そうすると・そうしたら・そのうえ

   2. 「だ-」のもの

     だから・だが・だけど・だって・だったら・だのに

が多くあります。「で」を「だ」の活用形と考えると、「でも」「では」も関係があると言えます。

 その他にも、「である」の形から「であれば」「であるから」などの形も生まれます。

 それと、「だ系統」のものは「丁寧形」があります。

     ですから・ですが・ですけど・でしたら

さらに丁寧に「でございますから」などと言うこともできます。

このように、日本語の接続詞は「そ-」系列の指示語と述語の活用部分を含んだ形をしたものが多いということが大きな特徴です。

 「接続」とは、前の文と後ろの文を何らかの形で「つなぐ」ことですが、その機能の一つに、前の文を「受ける」という側面があります。

 上で注目した「そ-」や「だ-」は、それによって前の文を受けるための形式と言えます。(三上章は接続詞を「承前詞」と名付けています)

 どちらも、最も短い形から少しずつ長くして前の文を繰り返すことができます。

     彼はとても親切だ。だから、人に慕われる。

     彼はとても親切だ。親切だから、人に慕われる。

     彼はとても親切だ。とても親切だから、人に慕われる。

     彼はとても親切だ。それだから、人に慕われる。

 もちろん、「だ」がナ形容詞文や名詞述語文を受けるとは決まっていませんし、「そうして」のつづまった「そして」が動詞文だけを受けるわけでもありません。下の二番目の例のように、「だから」が推量の「だろう」の文を受けることもできます。

     彼は5時に来た。だから、出発に間に合わなかった。

     彼は5時に来るだろう。だから、出発に間に合わないだろう。

 ムードの形式だけを繰り返すこともあります。

     確かに、今からでは間に合わないかもしれない。かもしれないが、ともかくやっ

     てみることが重要だ。

これは「だが」と言ってもほとんど同じです。「だが」の「だ」は断定を表すわけではありません。しかし、上の例のように「かもしれない」を繰り返すと、それによって、そのようになる可能性を否定できない、という気持ちが強く表されます。


62.8 ~からだ/ためだ:理由説明

「理由」のところですでに出てきた「~からだ」のような形をとりあげます。「原因-結果」あるいは「理由-行動」のようなつながりの原因・理由を表す部分を、独立した文として、結果・行動の後におくものです。

 理由を説明するという点では「~のだ/わけだ」に近いものですが、もっとはっきりした、言語化できる理由を表します。


62.8.1 ~からだ  

「AからB」のBが先に文として言い表され、その後に補足として「Aからだ」が付け加えられます。

     この計画は無理です。予算がかかりすぎるからです。

     次の日、会社を休みました。二日酔いで頭が痛かったからです。

     試験はひどかった。甘く見て、勉強しなかったからだ。

     私たちは中に入れませんでした。許可をもらっていなかったからです。

     私は先に帰った。会いたくない人間が来るからだ。

 最後の例の「来る」は「帰った」より後です。これを「来たから」にすると、「帰った」より前になります。どちらにしても発話時を基準にしたものではありません。複文の場合と同じ相対テンスです。

     ~来るから、私は先に帰った。

     ~来たから、私は帰った。

 強調構文の形にもできます。

     私が先に帰ったのは、~来るからだ。

Aが状態性の述語の場合、過去のことでも現在形で言えます。

     私は書類を金庫にいれた。大切なものだからだ。

     彼は続けておかわりをした。とてもおいしい/かった からである。

この辺のことは、「50.11.2 理由節のテンス」を参考にしてください。

 理由節の「~から」でも、強いムードがある場合は、「~からだ」では言いにくいようです。

     時間がないから、急いでください。

    ?急いでください。時間がないからです。(時間がないんです。)

 言えるような気もしますが、それは、2番目のセンテンスを、「なぜ私がそう言うのかというと」という弁明の意味合いで受け取る場合でしょう。「急ぐ」理由の説明としては、「~んです」のほうがいいでしょう。

    ?少し休もう。疲れたからだ。

 また、「判断の根拠」や「その他」の用法でも「~からだ」とはなりにくくなります。(→ 50.1)

    ?田中さんはまだいるでしょう。机にカバンがあるからです。

    ?何かあったら呼んでください。隣の部屋にいるからです。

     たくさんあるから、どんどん使いましょう。

    ?どんどん使いましょう。たくさんあるからです。              


62.8.2 ~ためだ

 理由節で「~から」と「~ために」の違いは、「~から」の用法が広いということと、「~ために」は確定したことに限るという点にありました。上に述べたように、その点の違いは連文では小さくなります。それでも、「~ためだ」のほうが書きことば的であるという違いは残ります。

     今年の成績はひどかった。遊んでばかりいたためだ。

     俺はひどく怒られたよ。おまえが逃げちゃったからだぞ。

 「~ため」は原因のほかに、目的を表す用法もありました。どちらも「~ためだ」の形にできます。

  原因

     昨日風邪を引いたため、久しぶりに休んでしまった。 

     昨日久しぶりに休んでしまった。風邪を引いたためだ。

     雨が強くなってきました。台風が近づいてきたためです。

     雨戸をしっかり閉めた。台風が近づいてくるためだ。

  目的

     私が急いで来たのは、あなたに会うためだ。

     私は急いで来た。あなたに会うためだ。  

     国から母が上京してきた。私に見合いを勧めるためだ。

     私は会社を辞職した。会社という組織を守るためだ。

                    組織のためだ。(利益・恩恵)

     長い間貯金しています。留学という目標のためです。

 目的はむろん現在形に限られます。原因は「~からだ」と同様、現在形・過去形が使われます。

 「Nのためだ」という形ができる点が、「~からだ」と違います。

     クラスに遅れた。バスの事故のためだ。(事故があったからだ/のだ)


62.8.3 ~せいだ/おかげだ

 同じ理由を表す「~せいだ」「~おかげだ」なども同様に考えられます。

     部屋の掃除が大変だ。子供たちが散らかすせいだ。

     私は幸せに生きてきた。いつも妻がいてくれたおかげだ。

 「Nのせいだ/おかげだ」という形にもなります。


62.9 ~のだ/わけだ:文脈説明

ここで取り扱う「説明」はよく「ムード」の中に入れられることが多いのですが、私の考えでは「説明」をムードの一種とするのは無理があると思います。もちろん、それぞれの文法体系の中で「ムード」をどう定義するは、その論者の考え方によるので、かんたんにはどうこう言えませんが。それはともかく、この本では「説明のムード」と言われているものを、文を越えた文法事項の一つと考え、文と場面(状況)、および文と文との間に成り立つ関係、つまり連文の問題の一つと考えて、その後者をここで扱うことにします。

さて、では「説明」とはどんなことを言うのか、ということから考えていきましょう。「指示語」のところで「現場指示」と「文脈指示」を分けたように、「説明」を「状況説明」と「文脈説明」に分けます。「状況説明」の「~のだ」は「40.その他のムード」で扱いました。その発話の場の状況を「文の外にあるもの」と考えれば、これまで扱ってきた「文を越えた文法事項」と言えます。その状況が言語化されれば、「文脈」になるわけです。ここでは「文脈説明」の「~のだ」と、それに非常に近い「~わけだ」をまずとりあげます。

 「文脈説明」は「~のだ」と「~わけだ」が代表的なものです。例文を見てみましょう。

   1 とうとう夢がかなった。留学が実現したのだ。

   2 彼はそのまま列車に乗ってしまった。故郷を捨てたわけである。

例のそれぞれ2番目の文は、前の文を受けて「~のだ」「~わけである」を使っています。何らかの状況や文脈がなければ、これらの用法は浮き上がってしまいます。

 まず、上の例1の「留学が実現したのだ」という形は、「夢」の内容を表しています。次のように連体節にして一つの文にすることができます。

     とうとう留学という夢が実現した。

次の例2の「~わけである」の場合、

      彼は故郷を捨てた。

だけなら、それだけで独立して意味が安定します。この文を読んだ(聞いた)人は(「彼」が誰を指すのかわからなくても)、「彼」で示される男がいて、その男が自分の故郷を捨てたんだな、と理解できます。ところが、

     彼は故郷を捨てたわけである。

とすると、「わけである」の部分が気になります。何かこの文の前にあったのだろうと思います。それを言い換えたか、結論付けたかしたのがこの文だ、と感じます。

このような、前の文とのつながりを、適当な用語かどうかわかりませんが、「文脈説明」と呼ぶことにします。「文脈説明」の主な形式は「~のだ」「~わけだ」です。次にそのそれぞれについて少しくわしく見てみましょう。


62.9.1 ~のだ/んだ

 「~のだ/んだ」は前に「40.3 状況説明」のところでとりあげました。その場合は、特にことばで表されていない状況を前提にして、「~のです(か)」が使われていました。

     (職場で、隣の人が帰り支度を始めたので)

     「もう帰るんですか」

のような例です。それに対して、ここでの「~のだ」は、はっきりとことばに出された文の「説明」として働くようなものです。前に出した、

     とうとう夢がかなった。留学が実現したのだ。

という例の「のだ」をとってしまうと、

     とうとう夢がかなった。留学が実現した。

となりますが、これでは何か物足りない感じがします。

 これは順序を変えて、

     留学が実現した。とうとう夢がかなったのだ。

とも言うことができます。これは、「留学が実現した」ということを「夢がかなった」ことと言い換え、説明しています。

この例は、前の文の言い換えの例ですが、前の文の事情・状況を次の文が説明する例が多く見られます。

     私はもう歩けなかった。それほど疲れていたのだ。

     結局誰も手をあげなかった。回りの目を恐れて、手があげられなかったのだ。

 これらは、後の文が前の文の理由の説明になっているので、「~ので」を使って言い換えることができます。

     私は疲れていたので、もう歩けなかった。

     まわりの目を恐れていたので、結局誰もをあげなかった。

 これらにさらに「~のだ」が付けられた文。

     (私はそこでリタイアした。)私は疲れていたので、もう歩けなかったのだ。

これを一文にすれば、

     私は疲れていて、もう歩けなかったので、そこでリタイアした。

となります。


[~のだった]

 「~のだ」を過去の形にすると、過去の事実にたいする反省・後悔を表します。

     私は後悔した。(今思えば)やっぱりあの時行くんだった。

     こんなことになるなら、あいつに頼むんじゃなかった。

 もう一つは、「想起」の用法です。(→「23.1 動詞文のテンス」)

     そうだ、今日は会議があるんだった。(~あったんだ)

これらは、「文脈説明」ということからは少しはずれます。

 さらに「~のだった」は、書きことばで次の用法があります。

 一つは、回想的に述べる用法です。「~のだ」は、説明する話し手の意識は現在にありますが、この用法では、話し手がその事柄の時間に意識を移しているような表現になります。

     われわれは強く反対した。しかし、彼女は結局行ったのだった。


62.9.2 ~わけだ

 形式名詞「わけ」は「14.4」でかんたんに紹介したあと、いくつかの文型で断片的にとりあげてきました。ここでやっと、の基本的な用法である「~わけだ」を紹介することができます。 

 「~わけだ」は「~のだ」に近いものですが、いくつかの用法があります。

①先ほどの例のような、ある事実を別のことばで言いかえるような例。

     彼女はそのまま戻らなかった。(つまり)故郷を捨てたわけである。

     来週は創立記念日で休みです。授業がないわけです。

 これは「~のだ」で言い換えることができます。

②論理的な関係がある時、結論につけて「~わけだ」とします。いくつかの場合があります。

 ある事柄から推論して、結論を得るような場合。「では」 「すると」などの接続詞が使われることが多いです。

     「彼のほうが家に来てくれました」「では/すると、あなたは家を出なかったわけ

     ですね」

     この数は7で割り切れません。すると、こうなるわけです。いいですか・・・(算数

     の問題解説)

 計算などをして、結局どうなるか、を説明する場合。

     大人が一人400円、子どもは200円だから、全部で、えーと、1600円に

     なるわけです。

 その他、何かの説明で、結論的なことを言う場合。

     冷蔵庫のドアというのは、普通左側に手でつかむところがあって、右側の角の所

     を中心としてドアが回転して開くようになっています。どうしてそうなっている 

     のでしょうか。これは、右手で開けやすいように、つまり、右利きの人に開けや

     すいように作られているわけです。

③ある事実があり、その原因を発見したとき、その事実の方に「わけ」をつけて言います。「~はずだ」で言いかえられる用法で、イントネーションが他の用法と違います。

     もう休みに入ったんですか。どうりで学生がいないわけだ。

     解けないわけだ。問題の数字が間違ってるんだよ。

     寒いわけだ。窓が開いているよ。

④自分の行動など、そうする(なる)に至った事情を説明する場合。

     実は、以上のような事情があったので、今日うかがったわけです。


(62章は未完です。)


参考文献

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niwa saburoo の日本語文法概説

日本語教育のための文法を記述したものです。 以前は、Yahoo geocities で公開していたのですが、こちらに引っ越してきました。 1990年代に書いたものなので、内容は古くなっていますが、お役に立てれば幸いです。

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